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ウッドマイザーの機器をご購入いただいたお客様の声を聞かせていただく本企画。
今回は山口県の合同会社KBM様のお話を伺いました。
当社が位置するのは瀬戸内海に浮かぶ島。木材に関してはあまり知られていませんが、実は山には植林された杉や桧が数多くあります。
製材に関しては2015年の設立以来、すべて近場の製材所に持って行って木材を挽いてもらっていました。しかし、ここ数年で経営者の高齢化や、施設の維持管理などの問題で周りの製材所が相次いで閉業してしまいました。その影響で自社の業務も難しくなっていたのです。
そんな中で知ったWood-Mizerの存在は、我々にとって画期的なものでした。
かかる費用が従来の製材機よりも格段に安く、小規模に始められるので、建築業が主な当社にとっても大変都合よく使える製品でした。
実際に製品を見て、製品の堅牢さ、導入費・ランニングコストの低さが決め手となり購入を決意しました。
使用している機器は LT15Wide、レースマイザー、そしてリソーアタッチメント。
建築の仕事をこなしながら合間で製材をし、自社で使用する製品を造材しています。
原木の調達は市場や自分の山から。杉、桧、松が多いですが、たまに広葉樹も挽きます。直径16~50㎝、長さ3~6m程度の丸太を1日におよそ4~5㎥製材します。
現在のところ、製品単体の販売は行っておらず、自社物件で使用する製品のみを製材しています。
Wood-Mizerの製品を導入したことで、自社で原木の調達から製材、建築までを一貫して出来るようになったこと、これは本当に画期的な変化となりました。
まだ導入して間もないので、これからさらに利益を出していけることを期待しています。
また、顧客様からは無垢材を使用した自然素材の当社の建築を評価していただけていると感じていますが、これからは建築だけにかかわらず、製材機を通して林業や農業まで、「三方良し」の産業に取り組んでいきたいと考えています。