LT35製材機

LT35油圧式製材機は、油圧式によるパワフルな丸太の積み下ろしや回転の操作と、製材ヘッドの自動コントロールにより、手作業を減らして生産性を高めるために設計された、油圧式製材機のエントリーモデルです。この製材機は完全に可搬式で、一軸のトレーラーと電動ブレーキを使用して走行することができます。6つの調整可能な脚部により、素早くセットアップができるほか、凹凸のある地面でも架台レールを簡単に水平にすることができます。特許取得済みのLT35油圧式の製材ヘッドのオープンサイドは、セットアップ時の水平出しを最小限に抑え、台形ベッドでのオフベアリングを容易にし、変わった形状の丸太の製材を可能にしています。丸太を動かす全ての機能は油圧で駆動され、製材機の前部にあるセントラルステーションから操作が可能です。

ローディングアームとスチールクローターナーを使って油圧で架台の上に持ち上げ、回転させた丸太は、4つのサイドサポート（2つは油圧制御）と頑丈な油圧クランプで架台に固定されます。2つの油圧ローラートゥボードは、テーパーのついた丸太をベッド上で正確に水平にするのに役立ちます。"シンプルセット"セットワークスと自動ヘッドコントロールは、製材ヘッドの高さを調節して製材の準備をします。シンプルセットでは、2つの正確な板厚をプログラムしておけば、製材後に自動的に次の製材位置までヘッドを動かし、より早く正確に木材を生産することができます。ハンドルで鋸刃を操作すると、製材ヘッドが丸太に向かって前進し、可変速度で最適な製材制御を行います。水タンクからは自動的に潤滑水が直接鋸刃に供給され、切断性能を向上させながら鋸刃をきれいに保ちます。オプションのデバーカーは、鋸刃の切り口の前に6mm幅のパスを作ることで、ブ鋸刃の寿命を延ばします。調整可能なブレードガイドアームは、様々なサイズの木材の製材をする際に鋸刃をしっかりとサポートします。鋸刃のテンションは簡単に調整でき、製材毎に適したテンションを保ちます。